先日、カメラはiPhoneで十分なんてコトをお伝えしたら、
「それでもカッコいい機材が欲しい!」というお声が・・・
その気持ち、すっごくよく分かります。
男の子として道具にはこだわりを持ちたいですよね(^^♪
でも、だからと言って30万円もするようなセミプロ用のカメラは買えないし、扱えないとなると、いったいどんなカメラを買えばいいのかってことになるんですが、
今回はおすすめ機材の紹介ではなく、量販店での機材の選び方についてご紹介しますね。
機械が苦手な人が量販店で買い物をするときのコツは、
【絶対に性能の話はしない】
これが鉄則です。
量販店にある製品の価格は変動するので、新しい物や高価な物が必ずしも高性能であったり自分の用途に適しているとは限らないんです。
なので、
店員さんに質問をするときは、
性能の話ではなく、「用途の話」だけをしてください。
例えば、
セミナーを撮るとか、運動会や家族行事を撮るとか。
そうすると店員さんは必ず最新機種をおすすめしてきます。
これは6~10万円位の物になると思います。
当然、性能はいいのですが、
この性能がいいって言うのが曲者なんです。
最新機種なので、当然、前のバージョンに比べて何かしらが優秀になっているのでが、
この優秀さを使いきれないことがほとんどです。
なので、
もしかすると、最新機種が出たことで値段が下がった一つ前の機種でも、用途に対する性能は十分なのかもしれません。
ここで、性能(スペック)の見方を説明してしまうとマニアックになってしまいますので、今日の本題である量販店での上手なお買い物の仕方をご紹介しますね。
今回は30人位のセミナー撮影と自撮りのYouTube動画撮影に使うカメラという事だったので、
僕の店員さんへのおすすめトークは、
「できるだけワイドで明るく撮れて、外部マイクの入力がある5万円位のカメラを探してます」
こんな感じです。
そして、店員さんから用途を聞かれるはずなので、
その時は、
「30人規模のセミナーを後方から撮影します」
って、答えればOKです!
当然、店員さんは画質や各種機能について説明してくれますが、
ここで性能(数字)の話に乗っては絶対にダメです。
そんなことが自分で分かるのであれば、最初から店員さんに聞かなくても自分で選べるんですから。
ここで性能の話をすると迷子になってしまい、
最新機種を買うか、決めきれず再検討になってしまいます。
でも、
当然、画質とか性能は気になりますよね。
大丈夫です!
外部マイク入力があって買値で5万円前後するカメラで、
基本性能が低い製品はありません!
なので、
画素がどうとか、〇〇機能がどうとか、F値がどうとかは気にしなくてOKです!
で、
カメラとセットで忘れちゃいけないのが三脚です。
これもピンキリであるので選ぶのが大変だと思いますが、
今回の用途であれば、
「水準器が付いた5千円位の三脚を探してます。カメラワークはしません」
って、言えばOKです!
そして、
本当に難しい買い物は実は、
「音声機材」なんです。
セミナーを後方から撮影するときには、マイクがないと音がきれいに収録できないんです。
なので、
必ず後からマイクが欲しくなるので、外部マイクの入力の有無が重要になるんです。
「外部マイクの入力」を装備しているカメラは、そんなマニアックな使い方を想定しているので、
基本性能に問題はないんです。
マイクの選び方については、またの機会にご紹介しますね。
いかがだったでしょうか?
「大森流 家電量販店の歩き方」
3~5万円位の予算でカメラを探している方は、
特に用途を明確に意識して店員さんに相談してみてくださいね。
予算が12万円以上ある方は、
何も気にせず好きな物を買ってOKです!
写真は遠藤がテレビ画面を物色中のもの~(笑)